車内にまどろむ3人の女画像

西村計雄 《車内にまどろむ3人の女・夢》
1953年 1776×1614  カンヴァス・油彩

西村計雄記念美術館蔵


1951年、西村は3人のこどもたちを妻に託し、単身渡仏する。42才だった。翌年1月、醸造学者・坂口謹一郎氏の計らいにより、ピカソを育てた画商・カーンワイラー氏と出会う。カーンワイラー氏の紹介で、1953年、パリでも一流の画廊ベルネーム・ジュンでパリで初めての個展を開催した。本作は、その初個展に出品し、ポスターにも掲載した作品。画面下は列車の中でうとうとする女性たちを、上部は彼女たちが見ている夢を描いている。さて、甘い色のドレスをまとった彼女たちの見る夢とは?